富士山 腐海の植物たち

凡夫川越え青富士や修験道

6月末に、富士山の古道・村山道の一部(1200mから1000m)を下山したが、その折に出会った植物を記録する。やっぱり下界とは違う。

 

キヨスミウツボ (ハマウツボ科)

木の根に寄生し、葉緑素をもたず葉もない。見つけたのは湿り気のある木陰で、あたりに数か所まとまって見られた。千葉県清澄山で最初に発見されたことから、その名が付けられた。白く開いているのは茎で、その先に花らしきものが見える(気がする)。これでいて雄蕊もあり実もつけるという。高さは5センチほど。

 

ウスタケ (ラッパタケ科)

ウスタケは夏から秋、モミ類の樹下に発生するキノコだという。写真のようにラッパ上に傘を広げていて、一部は中に水が溜まっていた。童話のような雰囲気がある。この仲間に「フジウスタケ」という富士山でよくみられるキノコがあるとのことで、写真はまさにそれかもしれない。西臼塚の針葉樹のハイキングコースわきで見つけた。

 

シロキクラゲ? ハナビラタケ

私には何とも判断がつかない。いずれにせよ、食べられそうな雰囲気。もちろん食べはしないが。地に埋もれた腐食した枝に取りついていた。

 

バイケイソウ (ユリ科

林道わき、日当たりが確保できる場所に咲いていた。前回半月前は蕾みだったのだが、今回は花。それにしても葉が、見る株見る株大半が、なぜかボロボロになっている。そのため美しくない。有毒注意、らしい。

 

林道にはヤマボウシが満開で、樹々が真っ白。マタタビの白い葉も見られる。悠然とアサギマダラ」が飛んでいる。富士山の開山日が近い。(静岡県側は7月10日)