裸木やほらほらこれが僕の骨
この数日の木枯らしで葉が吹き飛んで、文字通り裸木になってしまった。「ほらほらこれが僕の骨」は、中原中也の詩のパクリ。
ホラホラ、これが僕の骨だ、
生きていた時の苦労にみちた
あのけがらわしい肉を破って、
しらじらと雨に洗われ、
ヌックと出た、骨の尖(さき)。以下略
詩のとおり、「ただいたずらにしらじらと」している。
ロゼットや這いつくばって寒に耐え
私は長年、ロゼットではなく、エジプトの例のロゼッタストーンのロゼッタと間違えて覚えていた。
このロゼットはきれいだ。何のロゼットかはっきりしないが、この道端には夏はマツヨイグサが立つので、多分それかと思われる。暖冬だから幾分表情は緩んでいる、感じがする。