2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

covid-19(コビッドナインティーン)の備忘として

大勢の一人となりて肩を脱ぐcovid-19(コビッドナインティーン)接種会場 ようやく1回目のワクチン接種をした。ここに至るまでなんと長い間待たされただろう。今回は少し憤懣を。 日本の接種は世界から遅れをとった。日本のワクチンが外国頼りであること、防…

スモモと子規

すもも頬張って駆け出していけ雨の中 スモモの季節になった。プラムとかソルダムとかいう名で売られているが、何れも日本の李(すもも)を外国で改良したものだという。この酸味が梅雨のうっとうしさを一新してくれるようで、舌に心地よい。 半世紀以上も前…

ナツツバキまたはブッダの沙羅双樹

沙羅の花真実白きは落ちてより 庭のナツツバキが、盛りをむかえた。 毎年巡り来る祭りのごとく今年も賑やかに咲き誇り賑やかに落下している。一日花なので、朝咲いて夕方には落ちる。暫く見ている間にも、ボトッと音を立て落ちてくる。潔いというか、贅沢と…

ネジバナ・モジズリ・ヒダリマキ

ネジバナや父祖伝来の左巻き 別名で、ヒダリマキとも言われるらしい。ただし左巻きと右巻きといっても、花茎の上から見た場合と下から見た場合は逆になるので、右左の定義はあいまいなのだそうだ。しかも逆巻きのものが結構みうけられる。写真の左から2本目…

鮎を食べて俳句あれこれ

若鮎や清流に命ぬめりたる 6月1日に鮎をいただいた。この日は、静岡県の興津川の鮎解禁日で、全国トップである。だから日本で一番早く食べたことになる。私は釣りはしないので、もらって食べるだけである。さっそく塩で洗いぬめりをとって、塩焼きにして食…

薩埵(さった)峠で枇杷を齧ったこと

枇杷熟れて薩埵(さった)の海や碧深み (薩埵(さった)峠:富士山は雲で見えない。眼下に東名がはしり、この崖の急斜面が枇杷やミカンの畑。恐ろしい場所で枇杷が育つ。) 枇杷の季節である。 枇杷は期間が短いので、気をつけていないと、あれ?もう終わり…