日記

covid-19(コビッドナインティーン)の備忘として

大勢の一人となりて肩を脱ぐcovid-19(コビッドナインティーン)接種会場 ようやく1回目のワクチン接種をした。ここに至るまでなんと長い間待たされただろう。今回は少し憤懣を。 日本の接種は世界から遅れをとった。日本のワクチンが外国頼りであること、防…

まずメジロが来て

わが庭の淋しき極み小鳥来よ 年の瀬になった。庭の草もほとんど枯れて、寂しい限り。寒菊が少しばかり咲いているが、それも勢いがなくなった。 余り殺風景なので、板と棒を適当にうちつけて、小鳥のエサ台を作った。 ミカンを置くと、すぐ来てくれたのがメジ…

ストーブの芯替え

ストーブの芯替えたりしてる師走かな 石油ストーブの芯が短くなり動きが悪いので、芯を買って自分で取り替えてみた。エアコンも石油ファンヒーターも出番を待っているのだが、どうもこの反射型が気に入っている。火の暖かさを実感できるうえ、やかんで湯がす…

蜘蛛を殺してゴキブリ増える

地球儀を乗っ取りゴキブリ黒光り 我が家は、いつになく今年はゴキブリと大蜘蛛が多い。 古い家だから隙間だらけなのだが、それでも例年ならゴキブリはせいぜい2,3匹を見つける程度。今年はもう10匹を超えている。ゴキジェット(殺虫スプレイ)も買い足し…

イモムシころころ?

いもむしに射竦められて引き下がる (遠く離れて撮影。嫌いな人は見ないで!) ふと気が付くと、庭のムサシアブミの葉がない。下に大量の糞が落ちている。 しまった食べられた!と思って、のぞき込むと、強烈なのが居た。 それが写真の芋虫! どう見ても蛇、…

野鳥の来客あり

青葡萄王女の棺の硬き石と 軒下の日除けに這わせているデラがたくさん実をつけ始めたので、摘果した。半分くらいにしたいのだけれどもったいない、と思ってしまってなかなか減らせない。で結局実入りが悪くなってしまうのだ。今年も同じ轍を踏む。 気がつく…

梅ゼリー 自作自賞味

しかめっ面してなお齧る実梅かな (自作の梅ゼリー ・・・うまくいかない) ポット鉢の南高梅が色づいたので収穫?したら20個ほどしかなかった。今年はなぜか早くからぽとぽと落ちてしまい、昨年よりだいぶ少ない。でも、色も香りもいいので、梅を収穫した満足…

湖西連峰を歩く

青嵐湖西連峰踏破せり (神石山:広い山頂で皆さんお昼を食べていた) 友人たちと飲むたびに何度となく「歩こうよ」と話があった湖西連峰を、S君O君と3人で歩いてきた。 湖西連峰とは、浜名湖の西方、静岡県と愛知県を分ける尾根で、標高は高いピークでも40…

平成の花鎮め

平成や今日を限りの花鎮め (災害の続いた平成時代) 平成最後の日は、菜種梅雨となった。 憲法にいう象徴とは一体何だろうか。 今上天皇は「鎮魂」にそれを見出されたのかもしれない、国民が苦しんだ場所を訪れては頭を垂れて祈られた。その真摯な姿は多く…

燃える大聖堂・・八木重吉の詩

愛の家 まことに 愛にあふれた家は のきばから 火をふいているようだ 詩稿「ひびいてゆこう」 八木重吉 (モネ ルーアン大聖堂) ノートルダム大聖堂が燃え落ちた。 燃え盛る大聖堂のニュース映像を見て、八木重吉の詩が真っ先に浮かんできた。 たった2行の…

「令和」と大伴旅人

楽しめやあれこれいわず春の日を (「れいわ」を埋め込みました) 4月1日、国民が固唾をのんで見守る中、新元号「令和」が発表された。直感的には「令」が命令や使役のニュアンスを感じさせるが、異議を唱える意味もない。 有史来初めて中国の文献ではなく、…

稀勢の里 引退

初場所や逸(はや)る若手のぶちかまし (ネットの報道写真を借用) 稀勢の里が引退した。 「相撲人生に一片の悔いもない」と語ったが、実のところはどうか。 私も肩を痛めて右腕の持ち上げる力が半分も入らない経験をしたが、おそらく彼はそんな状態で土俵…

禅寺にも淑気

禅僧の青き頭の淑気かな 静岡の臨済寺は臨済宗の禅の修行寺である。 戦国時代に東海地方の雄であった今川義元の菩提寺でもあり、徳川家康(当時竹千代)が人質となり、この寺で幼少時を過ごしたことでもよく知られている。竹千代の小さい部屋も残されている…

鷹一羽

鷹一羽瀬切れの河は白々と 初冬のこの時期、安倍川で鷹を見かけることがある。 上空でパタパタと数回羽ばたいた後、羽根を止めてスーッと滑空する姿から、これは鷹だとすぐにわかる。 ところが、このところ麻機沼に整備された広い芝生に、鷹が現れている。 …

扇風機の千秋楽そろい踏み

そぞろ寒かの扇風機さえ邪魔になり (ひと夏、ご苦労さん。ほこりを払ってお蔵入り) 扇風機は、猛暑、酷暑をのりきる大事な助っ人だったが、ここに来てようやく蔵う決心がついた。 これが遅いのかどうか。最近は暑さへの警戒心が高まってしまい、加えて季節…

ゴーヤと万有引力の法則

ゴーヤぶらりでかい地球を引っぱって (ぶら下がっているのではなく、逆に地球を引き上げているゴーヤ) 葉が少なくなってきたぶどう棚から、ゴーヤが4つ5つとぶら下がってきた。みていると日に日にずり下がってくる。 万有引力を知っている僕らの眼は、ゴ…

人麻呂の柿の木は、渋柿か?

熟れぐあい鵯(ヒヨ)に教わる柿日和 (生らせすぎかな、来年はダメかも) 今年は生り年なのだろう、庭の柿も例年よりたくさん実った。この数日、小鳥が飛来してにぎやかになった。そんな楽しい団欒をヒヨドリがけたたましく恫喝して追い散らしてしまう。 私…

台風24号におろおろ

大風や荒魂(あらたま)なれば畏れ待つ 台風24号が、一晩中荒れて、私はただ息をひそめて通り過ぎるのを待った。 最近は予報が正確になったので、伊勢湾台風並みの暴風だ、注意しろ!といわれれば、21号の記憶も生々しいので、あれ以上のもが来たらひとたま…

甲子園、ついでに子規の野球ずき

甲子園弱小校に肩入れし (静岡新聞を使わせていただきました) さて今日は甲子園の決勝。 普段スポーツ熱心ではない私だが、めずらしく興味が湧いてくる。 それは大阪桐蔭と金足農業が、あまりにチームカラーが対照的なことによる。片や全国から英才を集め…

餓死した皇軍兵士

皇軍は餓死せりと知る盂蘭盆会 中公文庫の「日本軍兵士…アジア・太平洋戦争の現実」という本を手にした。著者の吉田裕氏は、兵士の目線、立ち位置から「死の現場」を再現しようと試みた、と書いている。 本では、この大戦の後半、著者の言う「絶望的抗戦期」…

最も古い?火星人

火の星の地球に寄りくる熱帯夜 (みえますかね?) 先日、火星が最接近するというので、久しぶりに夜空を見上げた。東の空に、大きくて赤い星がかかっていた。 SFでは、火星には火星人がいるということになっていた。ウェルズの小説をモデルに彼らはタコのよ…

貧乏人に熱い?

この熱さ貧乏人の口減らし (朝6時、28度) この熱さ、気象庁が命にかかわる「災害」という認識になってきた。洪水や地震、津波とおなじで生活・生存の危機だということだ。実際死者も出ている。総じてつましいお年寄りが多いことに、胸が痛む。同類の気がす…

うれしき暑さありけるを

暑さにもうれしき暑さありけるを (ヤブカンゾウの脇を、老年ランナーが行く: 登場人物はブログと無関係です) 冷房は夜中に切っていたが、今朝がた、温度計をみると23.8度を示していた。 なんだか忘れてしまったような、暫くぶりのさわやかな涼しさだった。…

外来の鮮やかな蝶 アカボシゴマダラ

夕立をちゅうちゅう蝶一気飲み 小雨の中を散歩していて、珍しい蝶を見つけた。羽の端にあざやかな赤い斑点がある。これまで見たことがない蝶だ。 雨に濡れた階段脇のコンクリート面をから、夢中で水を吸っていて、2mほどに近づいたが、気がつかない。 スト…

大雨を嘆く

朝焼けや土砂掘り返す救出隊 朝焼けす御霊に安らぎあれよかし ひどい豪雨がまた西日本を襲った。現場の報道映像はあまりに悲惨だ。 広島県の大雨被害の記憶もまだ生々しいのに。 静岡でも1974年(昭和49年)7月7日(日)に大雨があり、これを「七夕豪雨」と…

6月のアユ、軽の子、蛇、雉 4句

軽鳬(かる)の子や早苗ついばむ真似をして 農道を蛇わたります一旦停止 若鮎の丸い眼のまま焼かれけり 雉鳴かず飛ばずただ立つ何かある

藻の花と三好達治の詩

藻の花やこの沼時おり人を呑む (オオカナダモの花) 昔の沼や池は無防備だったから、時おり溺死事故があった。 郷里の集落の裏山に農業用の大きなため池があって、私が中学になったころだったか、そこでも人がおぼれ死んだことがあり、村の人は仕事をやめて…

早くも今年の実り 三句(新ジャガ、枇杷、青柿)

新ジャガをいただく九十の婆さまから 枇杷をもっていったら、おばあさん丹精の畑の新ジャガをいただいた。 新ジャガはずっしりと水のように重い。 枇杷すすり品なき様と嫌がられ 汁が滴りそうだから、しかたないよ。皇族方はいかにお食べあそばすや? 青柿や…

青梅が熟して

少年の尻を並べて青い梅 南高梅の苗を果樹ポットに植えて、3年目。背丈が1.5mほどになった。今年は花がたくさん咲いて、それを摘果して30個ほど実った。6月にはいると少しずつ色ついてきて、先日実が落ち始めた。 そろそろかなと思って、採りこんで置いてお…

虫たちにも春

啓蟄やいのち一年よろしくね (ナナフシ) 目の前の紙の上に、動くものがいる。 クモかなと思い、よくみるとナナフシの子だった。 生長すれば10センチは優に超す大きさになるが、まだ髪の毛よりも細いほどで、線書きのような体でしかない。 これが前後に少し…