2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
おっぱいとあそんでねむる日なたぼこ (縄文のビーナス:お尻は大きいが胸はこんなもの) 池田澄子さんにこんな句がある。 人類の旬の土偶のおっぱいよ 土偶のおっぱいというと、まっさきに「縄文のビーナス」が浮かんでくる。長野県の尖石遺跡の国宝。ほぼ…
冬の樹や幹ふくらみて豊かなり 冬の木というと、枯れて蕭条としたイメージが定番だが、実はそんなことはないのだ。多分動物と同じで、秋にたっぷりと栄養を溜め込んで、冬は暖かい脂肪に包まれて、じっと冬芽を育て春の準備をしているのだろう。 蕪村に、 斧…
振袖にとんずらされて春を泣く 貸衣装屋が、成人式当日雲隠れした。 福袋をアルバイトを使って買いあさり、転売する中国人らしきもの。 カヌー選手がオリンピック出場に選考されたいと友人に禁止薬物を。・・・また今年も3面記事が動き出している。 朝鮮半島…
何処の産か本物かと言い葛湯吹く 正月そうそう喉風邪を引き込んで、声が出ない。 暮にポイント交換でもらった葛湯があることに気づいて、いれてみた。 ほのかにショウガなどの香りもして、じつに和らいだ気分にしてくれる。子どもの頃,熱で食欲がないとき、…
新年にはやも飽きたる三日かな (聖トマス教会を裏から) お節にも飽きて、静かな時間がもどってきたので、バッハのあまり聴かない曲をひっぱりだす。新年なので、バッハが1月1日演奏した曲を、と思って探し始めると、次の表になった。(参考 バッハ事典:監…