2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ツルフジバカマ(マメ科)(New野の花365日)

秋の堤防を歩いたら、河川敷グランドが町内運動会でにぎやかだった。応援の声が晴れ渡った青空に吸い込まれていく。 堤防の草花も負けずににぎやかだ。 葛が路面を覆うように伸びてほんのりと香りを漂わせている。ツリガネニンジン、彼岸花にイタドリ。気が…

ナンテンハギ(マメ科)(New野の花365日)

先日、富士山西麓の田貫湖のすぐ近くにある小田貫湿原を散策した。 10年ほど前、初夏に訪れたことがあったが、そのときと比べて湿地ではなくなってきている印象を受けた。湿原では、アサマフウロ、サワギキョウ、それから野菊の仲間(シラヤマギクか)が満開…

名月と鬼

満月のこうこうたる光は、余りに明るいがゆえにかえって夜の不気味さを増長する。 有名な信濃の姨捨山の月は、平安時代の歌物語「大和物語」にある物語で、男が年老いた姨を山奥に捨ててきたが、その夜、月が明るく出たのをみて わが心なぐさめかねつ更科や…

翡翠(ひすい、かわせみ)

夕方、川辺をウォーキング中に、カワセミがコンクリート堤の上で、小魚を食べているのを目撃した。自分の体長半分ほどの大物を盛んに打ち据えて、やがてくわえ直して頭から飲み込んだ。カワセミは、このあたりでは時折見かけるが、こんなチャンスに限って今…