2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

日本一の陽石

陽根は穣りの神なりありがたや へんてこなものを、役場に聞いたりしながら、やっと探し当てて拝見してきた。 まず、長野県佐久穂町の教育委員会の看板をそのまま記しておこう。。 ・・・・ 北沢川の大石棒 今から4千数百年前 (縄文時代中期) 眼前に広がる南…

艶美な毒キノコ

毒あればこそきのこ気ままに艶やかに 千曲川源流へたどる森でみかけた、多分、ベニテングダケ。 余りに大きくて立派なので、思わず見取れてカメラを出した。大きさ比較のため腕時計を置いたが、丈はゆうに15cmをこす。 このルートは、花が少なく、また野…

千曲川源流をたどる

秋の嶺大河の源(もと)を極めけり 写真中央が水源地の標。左奥に水源の沢がある。 水は透明で見えないが、中央部から湧き出ている。 この連休に友人と、千曲川の源流を辿って水源地点まで登った。高原野菜で有名な長野県の川上村から入り(最近では宇宙飛行…

天のカラスウリ(ウリ科)

カラスウリ天に身を干す赤はだか 柿の実と競う気らしい 初夏に見たあのレースのフリルのような花が、こんな実になっていた。不思議としか言いようがない。花は蒸し暑い夜中、隠微に隠れて咲いていた。ところがこの実ときたら、誰はばかることなく青空に露出…

ワレモコウ=さびしききはみ

舞い降りて蜻蛉とまれば吾亦紅 開花・・・花弁はない 実生のワレモコウが2年目で小さい花穂をつけた。この松ぼっくりのようなのは、どういう花なのか、今までしっかり見たことがなかったので、気をつけていると、ふくらみが写真のように割れて開花した。変…

ヒガンバナの隠された過去

やり残したことありません ー 曼珠沙華 庭のシロバナ 赤と白の彼岸花が咲き始めた。(白萩も咲き出した) 花が咲くとその花について書かれた本を引っ張り出して読む。毎年同じ花が同じ頃咲くから、同じ頃、同じ本の同じところを読むことになる。 岩波新書に前…

木喰さんの笑い

木喰は笑いなされて堂の秋 秋がそうさせるのか、このごろ木喰さんの笑顔が思い出されてならない。 特に、3年前越後の柏崎十王堂で会った、写真のおびんずるさんが心から離れない。 木喰さんを微笑仏とも言うようだが、これは満面の笑みである。恐らくこの笑…

茗荷の季節

蕎麦に三つ残りは梅酢に花ミョウガ 庭の隅に植えてあるミョウガが少し採れた。既にたくさん市販されているが、自宅のものにはやはり愛着が湧く。これでお蕎麦を食べることにする。 ミョウガは苦味というのか、辛味というのか、どう表現すればいいのか迷うと…