2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

バイカウツギ:ユキノシタ科

梅に似ているから梅花の名があるが、花弁が4枚でバイカウツギ属。ウツギ属は花弁5枚でウメウツギという似た名のものある。バイカウツギは欧米に渡り北米産のバイカウツギ類などと交配されて多くの園芸品種が生まれた。これもその一つだろう。(「樹木」西…

ノアザミ:キク科(New野の花365日)

春の野に、鮮やかに紫を誇って咲く。今さかりである。 アザミは種類が多く、私の図鑑(山渓カラー名鑑「日本の野草」)でもアザミ属だけで29種掲載されていて区別するのは大変だ。しかし、春咲くのはこの「ノアザミ」だけらしいから間違いはないだろう。どう…

コバノタツナミ:シソ科(New野の花365日)

我が家の庭に群生する。花房を同じ方向に向けて一斉に咲くのでそれを波頭にみたてたもの。鋭い語感だね。せいぜい15センチほど。野草とは思えない品の良い薄紫で、この時期の楽しみ。 春の野に立浪草の紫の匂える君を立待ちかねつ(偽紫万葉集)

ヘラオオバコ:オオバコ科(New野の花365日)

ヨーロッパ原産の帰化植物で、環境省指定の要注意外来生物指定。 わたしが県内で初めて見たのは6年ほど前、国道1号中央分離帯で。最近よく目にするようになった気がする。 30センチ以上花茎が伸び立ち、その先端の花穂から周りに飛び出ているのは雄しべ。…

木喰さん(焼津市)

焼津市の文化センターで特別展が催され、焼津市石脇下の木喰仏3体が公開された。 木喰五行上人は、山梨県の生まれ、1800年83歳の折この地に滞在し現存12体の仏を残している。 以前、私は柏崎市の十王堂まで木喰仏を訪ねていき、そこのおびんづるさ…

ホタルカズラ:ムラサキ科(New野の花365日)

安倍川の堤防の、草叢で咲いていた。 おもわず目が釘付けになるような濃い紫色だ。 今日は初夏の陽気。半袖になって深呼吸した。そろそろ山が笑いだしそうだ。 一人で歩いてもこんな歌を歌う。 紫の花があるわと呼ぶ君は 四月の堤防陽炎の中

ヒトリシズカ:センリョウ科(New野の花365日)

早春に、写真のようなユニークな花をさかせる。 芽が膨らんできて、包まれた葉の中から歯ブラシのような花がのぞくと、春が来たぞという合図。生長すると絵の具のような緑の葉を広げるだけで、余り面白くなくなる。ただ4枚の十字の葉の形は特徴的だ。今年の…

ヤセウツボ:ハマウツボ科(New野の花365日)

花のあふれる安倍川の堤防に、異様な植物を見つけた。約20センチで散在。 薄赤紫色の体には葉緑素がなく、寄生植物だということがすぐ分る。日本では1937年に初めて記録されていて、ヨーロッパ・北アフリカあたりが原産だという。主にマメ科に寄生。近…

こんどは京タケノコを

京都長岡の名産をいただきました。 背丈はせいぜい15センチ、小さくて色白でいい香りです。さすが京都!東国とは大違い。 これも孟宗竹ですが、冬に畑に藁を敷きその上を土で覆うなど名産ならではの特別な栽培方法があるようです。 早速タケノコご飯。 う…

ライラックが満開で

青空を背に輝いている。 背丈が伸びすぎたので、1mほど花あふれる枝をばっさり切って、 玄関の大壷に投げ込んだ。 脳の奥を蕩かすような香りが広がる。 これを贅沢と思う。 (ライラックというバイクはもうないのかな?) リラ咲きぬ生まれ変わりてまた恋を

またまた大きいタケノコを

お隣からいただきました。 なんと株の直径が24センチ、高さが40センチ(上の葉を除いてた本体部)。 これは今まででも最大クラスです。しかも水っぽく軟らかい。 包丁を入れたら、熟れたスイカのようにミキミキと割れました。 (コーヒーカップと比較す…

飛蝗(バッタ)が居間で孵化してる

飛蝗孵化して地球の空気吸い始め 朝起きたら、居間のあちこちにバッタの幼虫がいるのでビックリ。 どうやら、強風に備えて居間に取り込んだ鉢の土から、孵化して出てきたと思われる。 まだしっかり跳べないし、体も柔らかい。 困ったもんだ。1匹ずつそっと…