2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

満天星躑躅(どうだんつつじ)が真っ赤(シリーズ風景の中へ5)

島田市郊外の千葉山どうだん原に全国でも珍しいドウダンツツジの群生があり紅葉が見ごろだときいて散策に行った。 この近くには名刹智満寺があり、裏山の十本杉は国の天然記念物に指定されている巨木群で、迫力満点である。標高は500mに満たない程度か。今…

信楽のタヌキ(シリーズ風景の中へ4)

信楽の里を訪れた。 奈良時代、聖武天皇がこの山間の地に大仏を建立し始めたのは743年のこと。紫香楽の宮といわれ、この地に大宗教都市を建設する意向だったようだ。しかし相次ぐ火災や地震で中断し、現在の奈良東大寺に計画地を移すことになった。今考え…

丹波焼立杭(シリーズ風景の中へ3)

城崎で泊まった旅館は建物は古かったが趣味がよく落ち着いて好感がもてた。部屋の床の間には壺が何気なくおかれていて、実にいい感じであった。全く知らなかったのだが、これが「朝倉山椒壺」というものだった。質実剛健で存在感があり一遍に丹波焼が好きに…

畝傍山と橿原神宮(シリーズ風景の中へ2)

奈良に「観光」にいっても、いつも時間がないため、定番どころの寺社を回って終わりとなるので、たまには自由に、と今回は予定をたてず、いきあたりばったり。 まず、橿原神宮を参拝。(明治23年に神武天皇を祭神に創建されたもの) 次に橿原考古学研究所…

砂丘:砂の美術館 (シリーズ風景の中へ1)

鳥取の砂丘に行ってきた。 本邦ではこんな風景はほかでは見られない。広々していて心が自由になる。ラクダもいる(もちろん観光用)。馬の背といわれる丘は約50mの高さがあり、足が滑って登るに難儀した。砂丘は1年に5センチほど移動するのだそうだ。 …