2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「たけのこ」宅配

竹の子や黙って二つ今朝の門 起きだして新聞をとりにでたら、玄関先に竹の子が置かれていた。採ったばかりでぬれている。どなたかが、薄暗いうちから掘り採って、届けたくれたのだろうか。たぶんあの人だろうが・・・。 それにしてもまだ3月だが、早々と竹…

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな行こうよ遠くまで この時期になると、やっぱり菜の花が気にかかる。 近くの川のふちも、写真のとおりの満開となった。花の中を歩いていくと、なんともいわれない、幸福な気分になる。 サクラを愛でて人は一喜一憂する。サクラは「しきしま…

ふべんの復権を

碁がたきは憎さも憎し懐かしし(古い川柳から) ついに囲碁がコンピュータに征服された。 先日、世界トップの囲碁棋士、韓国のイ・セドルさんが、コンピュータの挑戦受けて5戦し、なんと4敗。かろうじて1勝という全くの惨敗だった。下馬評では全勝で人間…

春気揺曳(かってに創作熟語)

束の間を笑い歌いて花ゆきぬ嗚呼人もまた斯くのごときか 今日はセンチな歌が口をついて出たので、臆面もなくそのままアップした。昔聞いたことがあるようなフレーズだが・・・。 写真は、やっと花開いたフクジュソウ。一月も前から芽を出してしまったので、…

蜥蜴でる

トカゲ出てまず縄張りをひとめぐり 啓蟄は、3月5日だったようだ。いつの間にか世の中は春色になっている。 ウグイスが3月はじめから聞こえてくる。すばやく庭を横切っていく影は、多分成虫で越冬するチョウだ。 トウが立った菜にもうハチやアブやハエなどが…

石が夢みる-1

石切りや水ぴちゃぴちゃに跳ねて春 (安倍川の葡萄石) 先日古い友に会ったら、ほらっ、と小石をいただいた。磨きこまれて丸く緑色をしている。 安倍川のブドウ石だよ。 どうやら蛇紋岩というらしく全体に緑がかっていて黒い斑点と斜めに走るような線が入っ…