「たけのこ」宅配

竹の子や黙って二つ今朝の門
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起きだして新聞をとりにでたら、玄関先に竹の子が置かれていた。採ったばかりでぬれている。どなたかが、薄暗いうちから掘り採って、届けたくれたのだろうか。たぶんあの人だろうが・・・。

それにしてもまだ3月だが、早々と竹の子のシーズン到来だ。
昨年も、もういいよというくらい
たくさん食べたが、調べてみるとスタートは4月に入ってからだった。今年は既に八百屋さんでも朝市でもたくさん見かける。
季節が随分と早まってきている。

手元の「俳句歳時記」(角川学芸出版)をみると、竹の子は夏の季語である。「初夏の味わいとして欠かせない」とも書かれている。また春先の竹の子は「春の筍」という季語が別にあるのだという。
季節感が、変わってきてしまったようだ。
まあ暖冬だったので、ぬくぬくと大きくなっているかもしれないから、今年のものは柔らかくて美味しいだろうと期待している。