2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

子規の命日 獺祭忌

老化など屁の河童なり獺祭忌 (子規が写生した草花)草花を画く日課や秋に入る 子規 9月19日は、子規の命日だった。亡くなって117年になる。 子規は獺祭書屋主人というペンネームを使ったことがある。俳句で、子規の命日が獺祭忌ともいわれる所以である。 …

秋晴れの富士山宝永火口

天高し山巓遠し道嶮し (宝永火口の縁から山頂を仰ぐ) 先日友人らと4人で富士山ハイクにでかけ、絶好の秋晴れに恵まれた。 ところが、この日は秋の3連休、しかも夏山シーズンの入山規制が終わり、マイカーで新五合目まで入れるとあって、予想以上の混雑だ…

「き・らめく・・・展 2019」を見て

美術展わが絵恥ずかし部屋の隅 八月の末、新聞で目にした「き・らめく・・・展 2019」を静岡県立美術館に見にいった。名前も知られていないマイナーな美術展なので、同館で同時開催されていた熊谷守一展に比べ客足には当然雲泥の差があった。 ちょっと変わっ…

秋の花野のセチメンタル

めぐりあう不思議哀しき花野かな まだ日盛りの堤防は体にきついが、それでも時折の涼風に慰められながら、少し歩いてみた。暑い暑いと怠けているうちに、季節は確実に秋を深めているようだ。花たちはすっかり秋の風情である。見渡すばかり緑の草が、ことごと…