2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ヤブレガサ降っても晴れても知らぬ顔 ヤブレガサの花が咲いた。まだ5月なので早い、もっと盛夏に咲くものと思っていた。 小さい芽を植えてから1年目は葉が1枚、2年目は2枚になって、3年目に花茎が6,70cmほどに伸びて花がついた。 ゆっくりだが着実、そ…
寝聡さや夏あかときの東歌 (ねざとさや なつあかときの あずまうた) 「万葉集はいいね」なんて言うけれど、実は有名歌を拾い読みするだけで、通して読んだことはない。なにしろ4,500首ほどあるので、通読はなかなか難しい。 いつも天皇や人麻呂、家持の歌…
風青し風吸いこみて空となる (5年前の花: おもいきって地味な蘭なので誰も振り向かない) 静岡市を流れる安倍川は勾配が急な川だが、そこに注ぐ支流も急で、各所に小さな滝がある。 1週間ほど前、家からさほど遠くない「鳴沢の滝」という小さな滝に出向い…
草取るやくさぐさのこと想ひつつ せまい庭だが、田舎なのでいろいろな草が訪ねてくる。居座るのもいるし、すぐ消えるのもいる。招かれざるもあり、珍客もある。 (コナスビ 花は7・8ミリ) 今日は珍しい草が来たので、メモしておく。 一つは、「コナスビ」…
若葉雨ジブリのCD聴きながし 小雨の農道に車を停めると、まだ起こしてない田んぼは一面に草が伸びほうだいだ。その中にアキノウナギツカミに似た花が目に入った。 おかしいな?まだまだ時期が早すぎる。 と思い少し濡れながら近づいてみたが、見た目はウナ…
茶摘み待つ一芯二葉や富士の下 混んでいるだろうな、とは思ったが、せっかくの連休なので富士山の麓まで行ってみようと車を出した。天気もいいし風も爽やかだ。 ところが 国道1号バイパスに乗るとすぐに 渋滞。10キロ先の清水インターまで小1時間かかって、…
老いの喉 山に唄えば山笑う (先月の写真 山桜の時季) いつも散歩に行く山道を歩き始めると、 おや、懐かしい匂いが漂って来る。ミカンの花の香りだ。もう5月だ、早くもミカンの薫る季節になった。 この山道は 新東名のルート確保のために山を削って付け替…