翡翠(ひすい、かわせみ)

夕方、川辺をウォーキング中に、カワセミがコンクリート堤の上で、小魚を食べているのを目撃した。自分の体長半分ほどの大物を盛んに打ち据えて、やがてくわえ直して頭から飲み込んだ。カワセミは、このあたりでは時折見かけるが、こんなチャンスに限って今日はカメラを持ってこなかった。
カワセミは、翡翠とも書く。羽の色が美しい翠をしているためだという。
先日、新潟県糸魚川市の「ヒスイ王国」「フォッサマグナミュージアム」で、ヒスイをみてきた。同市は、世界ジオパークに認定されPRに懸命なようすがうかがえる。
この地は古代からヒスイの産地で、古事記には高志(越)の地を治めた美しく賢いヒスイの女王「奴奈川姫」が登場する。この姫を求めて出雲の八千矛の神(大国主の命)が妻問いする。その場面はおおらかでエロチックなので人気がある。(http://book.geocities.jp/geru_shi_m/yahiko.htmlの居多神社参照)
古代人に、魔力があると思われたヒスイ。勾玉に磨かれ、神のよりつく石だった。
糸魚川の町にいけば奴奈川姫にあうことができる。
 
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奴奈川姫(北陸新幹線駅の建設が進むJR駅前)
想像よりふくよかだった。