ナンテンハギ(マメ科)(New野の花365日)

先日、富士山西麓の田貫湖のすぐ近くにある小田貫湿原を散策した。
10年ほど前、初夏に訪れたことがあったが、そのときと比べて湿地ではなくなってきている印象を受けた。湿原では、アサマフウロサワギキョウ、それから野菊の仲間(シラヤマギクか)が満開だが、あとは夏枯れで余り魅力的ではなかった。
ただ、一歩道を外れて歩いてみたら、フジバカマ、オミナエシ、オトコエシ、カワラナデシコヤマホトトギスなどが楚々と咲いていた。
その中で、道端に紫が目立つ花があった。図鑑で調べたら、どうやらナテンハギというらしい。葉がナンテンに花がハギに似ていることからの命名だという。今回はこの花が一番だったね。
 
花の名を誰にか尋ねむ花野道
 
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