湖西連峰を歩く

 青嵐湖西連峰踏破せり
 
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(神石山:広い山頂で皆さんお昼を食べていた)

友人たちと飲むたびに何度となく「歩こうよ」と話があった湖西連峰を、S君O君と3人で歩いてきた。
湖西連峰とは、浜名湖の西方、静岡県と愛知県を分ける尾根で、標高は高いピークでも400mほどしかない低山。しかし上り下りあり、磐座かと思える岩場ありで、浜名湖などの展望も楽しめる人気の山塊である。
 
東海道線新所原駅に集合して、コンビニでおにぎりを買いこみ登山口まで20分ほど歩く。そこから梅田峠、仏岩を経て、神石山でお昼をとる。おばさんグループのはしゃいだ声が大きく響てくる。
私たちはさらに多米峠を経て、少し登り赤石尾根を辿って赤石寺に下山した。長いルートを取ったのでこの間約6時間。私にとっては少しきつい行程だった。

しかし昨日までの長雨があがって天気は上々。風は爽やかというよりも帽子が飛ばされるほど強く、これぞ青嵐(あおあらし)というのだろう。
青葉若葉がゆらぎ、赤いツバキがたくさん落ちている。ツツジやウノハナが咲いて、チゴユリやアマドコロも道の脇に花をつけ、ササユリの芽も沢山出ている。珍しくキンランも1か所、囲われて小さい花を咲かせていた。木漏れ日が落ちる照葉樹の少し暗い道も風情があった。
 
下山すると豊橋市。立派な赤石寺から路面電車のターミナル赤岩口まで約1キロちょっと歩いたが、これが疲れた脚にはつらかった。このあと市役所近くの銭湯石巻に入って汗を流し、駅の近くで一杯飲んで打ち上げをして解散。気をはっていたのだが、うとうとしてしまい危うく静岡で新幹線を降り損ねるところだった。
 
令和元年の初めのハイキングは、まずはこのような首尾でありました。