ウクライナ戦火の中に二月果つ
まさかの軍事侵略が行われている。
アメリカが情報を出すたびに、「そんなバカな」と思っていたが、そのとおりになってしまった。事態は西側諸国が警戒していた最悪の事態となっている。
プーチンはやむを得ない選択とうそぶき、核使用もほのめかす発言をしている。正気とは思えない。プーチンやロシアを見る目が、少し甘かったかもしれない。日本はやはり平和ボケか。
それにしても、権力は腐るものだが、大国の長期政権はまさに世界の元凶だ。ロシアの幹部会議の映像を見ると、反対すれば粛清される雰囲気がありありだった。絶対に長期政権を作ってはならない。
ウクライナといっても、私にはほとんど知識がない。穀倉地帯、チェルノブイリ、ひまわり、コサック。ほかに「ピーターと狼」の作曲家プロコフィエフ、ピアニストのホロビッツの出身地だ。二人の音楽家はいずれもアメリカにわたり、ソビエトと欧米のはざまで曲折ある生涯を送った。この二人を見るだけでも、地政学的に難しい国だという感じがする。
とりあえず戦火が収まるよう、事態を見守るしかない。
それにしても、国連が無力だ。安保理の常任理事国の制度を変える方法はないのだろうか?