トンガ火山に津波

年玉や地震津波噴火にコロナ

f:id:zukunashitosan0420:20220120111105j:plain

衛星写真)フンガ・トンガ―フンガ・ハアパイ火山

トンガの火山の噴火には驚いた。

宇宙からの映像を見ていると、広島のきのこ雲を思い出した。しかも大きさはその比ではない、ように思えた。そして空気の振動で津波が起こり、日本や南米、北米でも1mにも達したというのも驚きだった。現地からの情報が全く届かないのも、不気味である。

改めて火山の島に、地球のマグマの上に生きているのだということを思い知る。地球を水の星、とも言うけれど、火の星でもあるのだ。富士山噴火もあなどれない。

 

1月17日は阪神淡路大震災の日だった。この時も「何かあったらしい」が、情報が届かず、ようやく午後あたりから少しずつ惨状が知れるようになった。長田地区の火が消えないのを思い出す。3.11の地震は、出張で岐阜にいてそこから大阪へ行く時だった。新幹線が止まって大混雑した。原発の事故を知るのは少し後になる。いまはスマホの時代なので、状況は違うかもしれないが、それとて安心はできない。

 

先日、以前から気になっていた本を図書館から借りてきた。奥野修司著「魂でもいいから、そばにいて 3.11後の霊体験を聞く 」新潮社。この手のものはあまり読まないのだが、やはり思っていた通り、読み始めてもページが進まない。最後まで行きそうもない。

 

遠野物語の99話に、津波で亡くなった妻が霧の中から男と出てくる話がある。夫が名を呼ぶと妻はにこと笑い、婚前に好き合っていた男と今は夫婦だという。子供は可愛くないのかというと女は泣いたが、そのうち足早に山陰に消え去った。とある。

先年の大海嘯(おおつなみ)」で亡くなったとあるので、推測するに、明治29年の「明治三陸地震津波」の犠牲者かもしれない。この時も2万人以上が亡くなっている。

 

3.11東北大震災後には、こうした霊的な本が何冊か出ている。阪神淡路の際には、こうした本が出ていたかどうか、実際を知らないが、あまり私には記憶がない。京阪と三陸という地方の違い、しいて言えば霊的な風土の違い、というものがあるのだろうか。

コロナに加えて、自然の脅威が人類を襲っている。