山形にアマゾン?

思わせぶりなタイトルだが、鶴岡市街地に「アマゾン民族館」、さらに少し山に入って国道112号月山道の駅に「アマゾン自然館」がある。いずれも館長をされている山口吉彦さんのコレクションを基に開設したものだという。山口さんは40年ほどアマゾンに住み、その間に蒐集した原住民の生活用具等をここに展示している。ちょっとした縁があって、この館を訪れ館長さんにおあいした。簡単に解説もしていただいた。実際に見て驚いたが、半端ではないまさに膨大な資料で、衣食住、狩漁猟、音楽、祭りなどいろいろな部族の生活文化用品が整然と展示されている。皇族のご視察もあり、この夏には大阪の国立民族博物館で企画展も予定されているという。展示品の一つ一つがプリミティヴで美しく、みていると一つ欲しくなってくる。石器時代縄文時代の生活をイメージする上で参考になりそう。
寒い山形にアマゾン。常磐ハワイではないが、東北には原初的なものを志向する血があるのだろうか。
 
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