静岡市の洞慶院といえばウメの名所である。もちろんまだウメの時期ではないが、飲み仲間数人で訪れると、紅葉がいい色になっていた。友人の話では、12月になるともっと綺麗なのだそうだ。
今回は、お寺を出発し裏山の安倍城址をめざすハイキング。しかしヒノキの急な坂を約40分ほど登った展望地で小休止して、そのままそこで新作ワインで乾杯にしてしまった。新作ワインは軽く爽やかで、冬の暖かい陽射しと相まって、たちまち今日の目的を忘れさせてくれた。
うっすら上気して下山し、蕎麦屋でのんびりお昼をいただく。これぞ人生!?
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さて、登り口で、これまで見たことのない花を見つけた。花弁のない筒状をしていて、日当たりの良い山道の斜面に、ひょろひょろと群生していた。帰宅して調べると、「ウスベニニガナ」だとおもわれる。小さい図鑑にはでていない。ニガナというよりボロギクの感じ。分布は、本州では近畿地方以西という文献も見られ、静岡の地では珍しいものと思われる。この発見は収穫だった。