みどりを喜ぶDNA?

みどり食む仲間すべてに栄えあれ
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みどりの日」。
実にうまい名をつけたものだ。野も山も一面の若々しいみどり一色で、命が輝いている。
みどり色がなぜ心地よいのか?それはおそらくみどり全てが食べ物に見えるからではないか。動物も昆虫も、飢餓に耐え長い冬をのりこえて、ようやくほしいままに食べられる季節になる。いわば腹をへらしたヘンゼルとグレーテルの魔女のお菓子の家みたいなものだ。虫も動物も、いくら食べても日本のみどりは食べきれない。そして生き物はこの時期を待って、満を持して爆発的に繁殖する。このDNAが人間にもあり、それがみどりを嬉しく感じさせるのではないか。
その証拠?に、春のみどりは美味い。

先日山歩きに行ったら、伐採地跡にタラが一面に芽吹いていて思うがままに採れた。もう十分じゃない?と女房に言うのだが、こういうときに女は執念深い。食べきれないほど袋に入れている。これも縄文時代からの男女の仕事のDNA違いかもしれない。
また自宅に植えてあるタラの若芽を7,8個採った。ついでにフキも食べごろ。これらをあわせて、連日のタラのテンプラとなる。もちろん私が揚げる人でいささか飽き飽き。・・・連日のタケノコ攻めがやっと終わったと思ったのにね。なんでも適量がいい。