花に倦みて見上げる雲のはやさかな
川原のグランド周辺の砂地にあちこちチラホラと咲いている。ニワゼキショウにまぎれていていたせいだろうか、今まで気がつかなかった。
せいぜい20ｃｍ程度の頼りない細長い茎の上に、直径1～2ｃｍほどの紫の花をつけていて可愛らしい。茎の途中につぼみが見えるが、これらはすべて咲かずに自家受粉して結実するらしい。北アメリカ原産。さっそく数株採取。
写真では後ろに白くニワゼキショウが見えている。
さて、わたしは見た瞬間、これをヒナギキョウだと思ってしまった。だが良く見ると違う。調べるとなんと、キキョウソウ、ヒナギキョウ、ヒナギキョウソウ、というそれぞれ別の花があることがわかった。
可愛いと書いたが、一番可愛いのはヒナギキョウか。
キキョウソウとヒナギキョウについては、一年前に吉野ヶ里で見かけたものを下記に掲載しているので、参考までに。
http://blogs.yahoo.co.jp/geru_shi_m001/64561805.html
