刺しますよと、ノイバラ(バラ科:New野の花365日)

ノイバラの通しませぬと藪の奥
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ご存知、始末の悪いノイバラ。野バラともいうが語感としては野茨(のいばら)が適当だ。
相変わらず私は気が向けば川原に出て民謡を唸っている。川原は風が爽やかな季節になった。で、その直ぐ脇に繁茂しているのがこのノイバラ。ひっかかれないように気をつけて避けて通らなければならない。
誰もが知るゲーテの「野バラ」(♪童は見たり、野中のバラ・・・)は、その2番で、少年が
「お前を摘むよ」というと
「あなたを刺しますよ、あなたがいつまでも忘れないように」
と抗うが、手折られてしまう。そんな可憐な、しかも赤いバラなのだ。
赤いノイバラを、私は知らない。ハマナスなどに近いのだろうか。
次の写真は玄関先の鉢で咲いている2種のピンクのバラだが、これはゲーテのいう「野バラ」に近いのかもしれない。園芸種だが私はこのバラの名前を知らない。
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