青空たかくブーメラン

ブーメランくるくる気まま初み空
 
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息子からオーストラリアのお土産にとブーメランをもらった。観光の土産品である。
ご存知のとおり原住民アボリジニの狩猟用具であり、獲物に当たらないときは、回転して手元に帰ってくるというのが、いかにも面白い。実は30年ほど前にも、オーストラリアに旅した友人にせがんで買ってきてもらったことがあった。だからこれが2本目である。
 
素人なので使い方はよくわからないが、説明書によると、風に向かって約45度の方向に、垂直より30度ほど傾け、回転を与えて投げ出す。のだそうだ。
三が日の空は快晴。午後に河原のグランドに行くと、散歩する人もなく、おあつらえ向きの実験場なので、いろいろ角度を変えて投げてみた。はじめは上手くいかないが、次第に、らしくなってくる。
ブーメランはやや縦に目標に向かって飛んでいくが、やがて水平になりくるくる廻って、こちら側に戻ってくる。だが、どうしても自分より大きく何10mも後ろにずれていってしまう。
角度やスピードを変えながら、20か30投したとき、垂直に落ちてしまい、なんとポッキリ折れてしまった。ガックリ。
 
実は30年ほど前のものも、5,6回投げたときに、折れてしまったのだった。それは接着剤でくっつけて、玩具として眠っているが、今度のものも、ご同様。飾りものとして私のコレクションに収まることと相成ってしまった。