柚子坊のひっこし

祝昇格きのうは糞できょう柚子坊

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(中央の葉にちょこんと付いているのが柚子坊:今朝)

昨年の冬に鉢植えした柚子の苗が、みずみずしい若葉を広げ始めた。
とおもったら、アゲハの幼虫が二匹、ちょこんと付いているのに気がついた。
まだ写真(下)のような「糞」模様である。

柚子の苗にはまだ葉は少ないので、カラタチの小木に移そうと思い、今朝改めて柚子を見ると、なんと、フンが小さなミドリの幼虫になっていた。(写真上)
幼稚園生から小学生に、といったところか。ご昇格である。
これを愛称「柚子坊」というらしい。たしかに何か憎めない顔つきをしている。
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(きのうまでのフン。違う個体ですが・・・)

実はカラタチの木が大きくなりすぎたので、昨年伐ってしまっていた。この木には毎年柚子ぼうが2、3匹付いて、多分アゲハが羽化していたのだろう。木は伐ったのだが、幸いその脇に小さいひこばえがでていて葉も幾分は確保できそうだ。

で、柚子の葉から移そうと、つまんで取ろうとしたが、これが簡単には取れない。
ゆっくりと剥がすようにすると、足下にはクモの巣のような粘る糸状のネットを葉に張りつけていて、それと一緒に本体が持ち上がってきた。なるほど、これじゃあ少々の雨風にもびくともしないわけだと、感心した。野生の智慧はたいしたものだ。
それをカラタチの葉に乗せて、引越しは終了。
さて、上手くいくのか心配半分。