一寸の虫にも五寸の食い気あり
トマトは独特の野性的臭みがあり、南米からヨーロッパに持ち込まれた当時は、毒だとされて食用ではなく観賞用だったという。今から思えば信じられないことだが、たしかに「トマチン」という毒素があることはあるらしい。
品種改良が急速に進んでいるようで、昔は渋みがもっと強く、口の回りがちくちくしたものだが、最近のものはあっさりとして甘くなった。
そのせい、でもなかろうが、虫も食べやすくなったのだろうか。我が家のグリーカーテン代わりのミニトマトを、イモムシが平気で食べている。こんなことは今まで余り見られなかったことだ。
私は、イモムシとは親しくないので、何様なのか名前も調べてない。
芋虫や昨日を脱いで今日は蝶
まだ熟れてないものも食べる