大勢を殺してケロッと年往きぬ 年も押し詰まったので、今日は虚子の次の句を眺めてみた。 年を以て巨人としたり歩み去る(大正2年:虚子39歳) 時間が人、しかも巨人だという。大胆な擬人化である。 おそらく一年を振り返り、俳諧世界のことから政治経済、家…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。