赤黒い月蝕にちなんで

大いにフィーバーした月食だが、花でも赤く変色するものがある。取り上げたもののほかにもマツヨイグサなども赤く変わるが、今日はいい写真がない。

 

月蝕や赤き熟柿の堕ち枝に

11月8日の宵に皆既月食があった。月が赤黒く陰るのはやはり不気味だ。天王星の食もテレビでみたが、天王星を見るのは初めて。これが陰った月の背後からスッと抜け出してきたときは、かわいい感じがして何か感動さえ覚えた。こういう天体の一つに、自分も乗って宇宙を猛スピードで移動しているのか。稀有なことだ。

 

深酔いの女またよし酔芙蓉

アオイ科。よく知られた色変わり。アントシアニン色素のなせる業だとのこと。変色は興味あるが、だがこれも老化なのだろうか。写真は泥酔。

 

ハコネウツギ花がさえぎる先は富士

スイカズラ科。山道にみられ、初夏に花をたくさんつけている。似た花にニシキウツギがあるが、ハコネウツギは海近くに、ニシキウツギは山に多いと解説されている。写真は山なのだが、花の形からハコネウツギとした。自信はない。