ディズニーのドローンショーを見る

遠花火見飽きたころや襟に風

 


静岡市の安倍川花火大会が、3年ぶりに開催された。(7月22日)

コロナ禍でしばらく開催ができていなかったので、正直忘れてしまっていたのだが、友人が「今日は花火だ」と言うのではたと思いだし、夜出かけることにした。

といっても、人出の予想が50万人というので、とても花火会場にいくのは無理なので、少し川上の堤防に場所を確保し、1時間半ほどを楽しんだ。遠いながらもまあまあ良く見えるので大勢が椅子を持ってきて一杯飲みながら観覧している。

 

さて今回の呼び物はドローンのショー。

東京ディズニーリゾートの40周年を記念した「スペシャル ドローンショー」が15分行われるとあって、これが県外からも大勢客を呼んでいるのだ、そうだ。

ドローンショーは、オリンピックの開会式をテレビで見たことはある。夜空空間に大きな立体を描き、それが色々に変化するのは驚きだった。

もちろん私は実物を見るのは初めてだ。地方での公演もまだ少ないようだ。


ショーが始まるとディズニーのキャラクターが夜空いっぱいに浮かび、子供たちが歓声を上げた。大人たちもだ。それがゆっくりと向きを変えたり色を変えたりし、また突然形が変化したりする。これは楽しい15分だった。

当日はドローン700機がこれを演じていたのだという。

見ていて新しい時代を感じさせる。

花火とは質が異なるが、これもまた楽しいアトラクションで、自由な立体的な、動的な表現が可能でまだまだ発展する手段だなあと思わせた。

もちろん、花火の方も豪華で、15,000発の花火は夏らしく爽快なものだった。花火は胸の奥をきゅんとさせる。

 

(写真は、会場に出かけた友人のものを借用)