天主堂の落日(シリーズ風景の中へ17)

長崎から車を走らせて、諫早島原城、雲仙火砕流公園、島原の乱激戦地原城址。
島鉄フェリー口之津から鬼池にわたり、走っていると天草四郎と天主堂、キリシタン文化の香りが漂う。
ロザリオライン途中で日が暮れる。有明道の駅に併設の温泉に入り、今日はここで終わりにしよう。渚沿いにサンタマリア館が見えている。天主堂ではなくキリシタン文化の個人収集家の資料館らしい。夕日が尖塔のクルスをかすめて沈む。
北陸の一向一揆浄土真宗門徒衆、島原の乱キリシタン。たくさん共通点があるのだろうが、白黒とカラーのような印象の違いがある。

天草に落日みたり五月尽
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