春の餓鬼

木の芽喰う我は猿なり毛のうすき
 
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(タケノコ大きいけれど、柔らかい)

一昨日コゴミをいただいたので、茹でて一杯。

昨日は、庭のタラの芽がいい頃合いなのを思い出して、摘む。あわせて蔓延ったユキノシタを5、6枚と蕗も適当に生えているので、ちょっと細いけれど4、5本とって、軽く皮を剥く。これはテンプラ。

今日は、昼頃お隣からタケノコをいただいた。すぐに茹でる。
その間に、釣り好きの知人からいただいてあった金目鯛(みたいな赤いさかな)を鱗を取って腸を抜いて煮付ける。山椒の芽も摘んでくる。
春はすべてが食材。そしてそれを食べるのは生き物たち。

準備万端。まだ4時か・・・。

ライラックが咲き始めた。モッコウバラが5分咲き。その下にはチゴユリが今年は少し増えてきて、嬉しい。キンポウゲもキンロバイもあちこちに咲いて、コバノタツナミソウやジュウニヒトエも色が濃くなってきた。
庭にいると、大きな蜂が来て私を威嚇するので、家に逃げ込んで。

さあそろそろ一杯やりますか。仕事中のお方にはすまないが。酒は別名「天の美禄」っていうんだそうだ。
さてCDは、加藤知子さんのイザイの「無伴奏バイオリンソナタ」をかけて、と。この2番のバッハと「ディエス・イレ」(怒りの日)のメロディーの掛け合いみたいなのが謎々っぽくておもしろいのだ。
では1人で・・・乾杯!
・・・(お金はないけれどこれこそが贅沢だと、虚勢を張っている寂しい日記になった)