美しいオオバコ(オオバコ科:New野の花365日)

「ヘラオオバコ」と「ツボミオオバコ」を、特別に許可して狭い庭に住まわせている。
ヘラオオバコは大きくなるから一株だけ。それでも高さ50cmはゆうに越し、花穂も10本以上立つ。ツボミオオバコはあちこちに芽が出てくるのを、余り目くじら立てずに放置しているから20株ほどはあろうか。けれど花壇には入れてやらない。
いずれも御先祖ははるばる外国から来たようだ。たいしたものだ。
ヘラオオバコの花は、写真のとおり雄しべを周りに広げた宇宙のような形状がおもしろい。これが6,70cmもある花茎の上でゆらゆらするのは見ていて飽かない。
ツボミオオバコは、なんといってもその花茎の子供らしいかわいさである。北欧の子供のように?薄い繊毛が生えそれを逆光が輝かせるときが一番である。写真はそれを表現できていない。
晩酌の頃合いはかる春の暮れ

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ヘラオオバコ
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ツボミオオバコ