吹きわたる風いざ立てよ草の絮(わた)
イネ科の草は、同定がむずかしい。地味だし、雑草としてはしつこいから、野草が好きな御仁でも敬遠する人も多いのではないか。
ただし、稲、麦は人類を飢えから解放し繁栄に導いた偉大な植物だし、日本人にとってススキやオギは秋になくてはならぬものだ。眼についたものから、少しずつ。
シナダレスズメガヤ(撓垂れ雀萱)
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zukunashitosan0420/20190807/20190807010718.jpg)
?セイバンモロコシ(西蛮唐土)
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zukunashitosan0420/20190807/20190807010723.jpg)
高さはせいぜい1.5m。花の部分はやや赤茶色を帯びて、群生している場所もある。
メリケンカルカヤ(米利堅刈萱)
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zukunashitosan0420/20190807/20190807010729.jpg)
写真はメリカンカルカヤと思われる。最近この堤防にも増えてきた。株が個別立ちしそこから茎が10本程度ずつ伸びている。花は茎を包んだ葉の隙間からのぞいて出てくる。
北米産、要注意外来生物。
また、かつてメモしたイネ科植物があり、今アップできていないので、これを徐々に掲載する予定。