野菊 キダチコンギクだろうか?

野菊晴れ老々介護の車イス
 
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(キダチコンギク と思われる)

野菊がたくさん咲いている。気持ちのいい秋晴れ。
野菊とは、秋の野原に咲くキク科の花の総称で、ヨメナやコンギク、シオンなど多くの仲間が混入している。その区別たるや、微に入り細に入りで素人は首を突っ込まないのが身のためだろう。一生かかっても分類に悩みそうだから。
 
と言いながらで矛盾しているのだが・・・、ここ数年気になる野菊がある。
いつも散歩する堤防のある場所に見慣れない野菊が咲いている。まだ株数はそれほど多くはない。これまで見かけない花のなので気になっていたのだが、しっかり確かめずにいた。今回少し気を入れてその正体を判別しようとネットで調べてみた。
意外に時間がかかったが、どうやら「キダチコンギク」(木立紺菊)というもののようだと判明した。ただし、確証はない。
 
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アメリカ原産で朝鮮戦争のころ渡来した、茎が木のようになるのでこの名がある。ということだから野草としてはまだまだ新参者だ。しっかりと立ち上がり枝分かれして、1mくらいにはなる。雰囲気はシオンに似ている。全体は花が密でモサッと見えるが、ここの花は花弁が細くて繊細である。
 
10年ほど前に、紫の深いノコンギクを庭に入れたのだが、年々小振りになり最近はあまり花をつけてくれない。また、山から採取してきたシラヤマギクのような野菊(名を知らない)も、数年でダメになってしまった。野草なので強いと思うと案外、神経質なのだった。
このキダチコンギクを庭に入れてみようかなと思っている。
 
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もう一つは、この穏やかそうな野菊で、名前は不明。農協の野菜の苗の隣に120円で売られていたもので、何処にでもありそうな花。この名前を同定するのは難しそうだ。
こちらの方もうまく庭に居ついてほしいと思っているのだが、うまくいくかどうか。