白い病(ハンゲショウ)(ドクダミ科)

半夏生白さは私の病気です
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買ってきた植えたら、翌年からまったく白くならない。
いんちきだ!と思って放っておいたのだが、忘れていたら4、5年目の今年、一枚の葉が真白になった。周りが濃い緑なので、その白さは異様である。病気としか思えない。
ハンゲショウ。いわゆる七十二候の一つにもあり、7月2日がそれにあたる。

はっとする白は、趣があり、マタタビなども春先山道を歩いているとちらちらと白く光っておもしろい。野原でノアザミの白を見つけ、種をまいて今株が5cmほどになってきた。これも花を心待ちしている。シロバナタンポポも、一株採取してきて種を取り、庭のタンポポすべてを白にしようと、種をばら撒いている。当地は白が極めてめずらしいのだ。
シロハナセンダンギクもやはり当地には少ないが、昨年九州を車で廻っていたら路傍にいやというほど咲いていた。白い花は、あまりたくさんではなく、おやっと思う程度が丁度いいのである。