お化けキュウリ

キュウリ隠れて一尺五寸の大笑い
 
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(私のガラケーと並んで一枚:句はちと大袈裟)
ちょっと軒下をのぞいたら、お化けキュウリが2本ぶら下がっていてびっくりした。雨が続いて3日ほど見なかったら、あっという間に大きくなってしまったようだ。もう蔓がたわんで切れそうな状態だった。物差しで測ると1本は30センチ、もう1本は37センチで直径6センチだった。

キュウリは大きいから駄目という訳ではない。大きいものは、冬瓜のようなあっさりした食感がなんとも言えず、塩もみしても煮ても美味い。
そもそもこの頃市販のキュウリは若採りし過ぎの気がする。もう少し成長したほうが、ゆったりしたキュウリらしい味が味わえるし、漬物にした時は余り若いものだとむしろ美味くない。こういうお化けキュウリは、市場ではお目にかからないので街の生活者には無縁なのだろうが、もっと普通に出回ってもいいと思う。私にとっては捨てがたい、家庭菜園ならではの楽しみだ。

家庭菜園、などと書いたが、実態は日蔭用にと軒下に3本植えてあるだけのものだ。ブドウもゴーヤもミニトマトも我が家はみな夏日対策の軒下菜園である。それでもキュウリは背ばっかりはよく伸びて、先端はもう屋根の上のほうまで行っているので、キュウリを捥ぐにも脚立が必要である。荒れ屋のようにうっそうと繁っている。

で、この大キュウリは、ゴーヤと沖縄の麩と一緒に炒められて、私の夜の肴となってしまったのでした。