ゴーヤぶらぶら

苦瓜の飼い馴らされし苦味かな
 
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軒下にグリーンカーテン用にとミニトマト、キュウリ、ニガウリ、ツルムラサキなどを適当に植えて、これまた適当に収穫?して楽しんでいるが、出来はといえば、もとより原価割れである。そんな中、今年は苦瓜(ゴーヤー、茘枝)がよくて、1株から丸々太った15から20センチのものが12,3本取れた。私にとってこれは快挙といっていいだろう。
(実はブドウの出来も結構よく、8月末まで萎びることなく楽しめた。)
 
9月の初めの朝、玄関から出ると、頭上のブドウの葉の間から、苦瓜が2本スルスルと目の前につり下がっていきていた。立派なうまそうな苦瓜だ。こいつはブドウの棚を這い上がって、上で咲いて実をつけ、自分の重さに耐えられずズルズルと下がってきたのだろう。
出入りに邪魔になるほどではないので、これを今年の最後の福の恵みにすべく、もっと大きくなるまでそのまま、ぶらぶらさせておくこととした。
 
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写真は今朝切り取った、最後から2番目になるゴーヤ。これも立派。やはり頭上のブドウの葉の影になって太っていた。
ゴーヤはまだ花はつけるが、もうこんな大きな実をつけることはできないだろうと思う。

(9月23日 件のゴーヤが茎が切れて落ちていた。もういくらか黄ばんでいて少し柔らかい。これは私の手でゴーヤチャンプにした。割くと中の実は小さい亀のようで、周りを赤ゼリーに包まれていた。このゼリー状のものを口にすると少し甘かった。おにぎりさんのコメントの意味が少しわかった気がした。本体は柔らかくて美味かった。)