秋ツバメ

今年はツバメの大群乱舞を何度も目にした。暮れなずむ頃、静岡郊外の麻機沼の上に黒いかたまになるほど群れて飛んでいる。見当がつかないが、その数は数千羽というレベルだと思われ、壮観。暑さも忘れて見入ってしまう。その乱舞は、南に帰る頃合を計りながら、親たちが集団で子ツバメたちに渡りを教えているように思えてならなかった。
で、今日も見に行ったのだが、どうしたことかまったく姿が見えない。小一時間待ったのだが、結局あきらめた。狐につままれたようで、きていたカメラマンや散歩の方もいぶかしげである。
ツバメは、葦原などをねぐらにして群れるらしいが、今夜は事情があって別の地をねぐらにしたのか。それとも、昨日は南に帰る打ち合わせをして、早朝に発ったのか。明日また見に行くことにする。ツバメのいない空はやはりさびしい。
 
(8月27日、200羽ほどの群れがみられた。まだ静岡に居るようです。)
 
秋ツバメ南の海を恋て群れ
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電線で一休み、これしか撮れない
これは余りたくさんいないとき