冬の野菜たちよ

葱剥けば眠れる蛇の白さかな

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(もう半分は食べてしまった。)

趣味で畑をやっている友人が、土のついたままの野菜をどっさり持ってきてくれた。
下仁田ネギ、ほうれん草、キャベツ、メキャベツ、抜き菜、赤目、赤目でない芋。
冬の野菜は、うまい。本当に甘い。下仁田は焼いてかじりつく。
特にほうれん草は驚くほどの甘さだった。

いろんな花の芽をみていると、春の暖かさへ向かう喜びを感じるが、冬の野菜には、寒さと戦う生き物の、逞しさ、知恵とか戦略、機微があふれてくるのを感じる。
例えれば、日本の優れた中小企業の精神に似た、ある種研ぎ澄まされた知性の豊かさというようなもの・・・。