長雨の間にイモムシの太りけり
ようやく雨が上がったので庭に出てみると、馬酔木の下に大きな虫のふんがたくさん落ちている。注意して探すと、巨大な奴がおいでになった。10センチ近くある。。この大きさのものは暫くお目にかかっていない。気色が悪いからじっと観察することはないのだが、この姿はあまり目にしたことがない。透明な緑色をしていて、なんだか性格は素直そうだ
ネットでいろいろ探した結果、オオミズアオという大型の蛾の幼虫と思われる。
「大きなアゲハチョウほどもある大きな「ガ」で、青白くて輝くような美しい色をしています。その美しさには、どこか薄気味悪さを感じさせられます。」
(参考:大日本図書 「おおきくなあれ」から写真も)
しかし、成虫になると口がなくなってしまい、わずか1週間ぐらいの命。その短い間に交尾し産卵するのだという。美しいうえに個体数も少ない、ということなので、まあ、このままにしておきましょう。いつも美女は得をする。
それにしても、馬酔木は毒があるので、あまり虫に食われることがないのに、珍しいことだ。