信州は遠山郷の霜月祭りを見に行く(シリーズ風景の中へ6)

信州の南端、遠山郷といわれるかつて秘境と呼ばれた郷がある。(今も、道路はお世辞にもよいとはいえない。)
この郷に、霜月祭りと呼ばれる湯立神楽が古くから連綿と伝えられている。10社をこす神社がそれぞれ幾分違った様式で祭を執り行っていて、この時期、遠来からの観光客でにぎわう。といっても、大型バスが来るわけではなし、屋台が出るわけでもない。
湯立は、あらゆる神々といきとし生くるもの、動植物や岩石まで世の森羅万象をお招きして、湯を奉じその活力の再生を祈願する神事である。ここには古代からの神々が息づいている。
山は闇に包まれ静まり返っているが、舞殿は熱気と煙にあふれ、湯釜の熱湯が観客に降りかかり、歓声が上がり、朝まで徹夜で延々と神事が行われ舞が奉納される。また、ユニークな神々の面(おもて)が登場し異様な行進を見せる。
 
           詳しくはこちら  http://book.geocities.jp/geru_shi_m/simotukimaturi.htm
 
 
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 湯きり (和田の諏訪神社