遠州の祭り「ひよんどり」を見学(シリーズ風景の中へ7)

1月3日と4日、遠州浜松市の山奥)の古い祭り「ひよんどり」を見てきた。
3日午後は引佐町渋川寺野の観音堂、4日は夜11時まで引佐町川名の薬師堂で行われたもので、寺野は400余年、川名は600年ほどの歴史を持つ国の無形文化財である。
山奥の小さな村が中世から伝えてきた初春の祭り。ゆったりした古風な舞、鬼が騒ぎ稲霊が目の前に現れるのを大いに堪能し、また長い年月祭りを伝えてきた人々の営みの健気さに心打たれた。
 
これまで大変な山奥であったが、新東名の開通により引佐ICから直ぐアクセスできるようになり、この地域は中世以来の大変革をむかえている。果たしてどのように変わっていくのか。
 
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                寺野のひよんどり : 赤、黒、青鬼の大暴れ
 
 
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川名のひよんどり: おばの舞