![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zukunashitosan0420/20190807/20190807012402.jpg)
山の土に混じって一緒についてきた雑草があって、
「なんだろう?多分地味な山の花だろう」と、半ば期待半ば無視していたのだが、2年目にしてやっと花が咲いた。想定どおり地味な花だが、決してこの手の地味さは嫌いではない。よくみていれば愛嬌もある。
花は1cm程度で、薄い白紫で暗い線が走る品のある色。黄色い花粉をつけた蕊が長く突き出している。花茎の途中からもたくさん花をつけそうだが、この株はまだ小さいので10個に満たない。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/z/zukunashitosan0420/20190807/20190807012408.jpg)
ところが、花の名前がわからない。
キク科だろうと当りをつけて図鑑を1ページ目から捲って照合したら、やっとのこと小さく出てきた。「フクオウソウ」(福王草)という立派な名前であった。