蛇結茨(ジャケツイバラ:マメ科)

日ごと日次主役さし替え春ゆけり
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いつも行く河原に、余りみたことがない黄色が広がっているのに気づいて、藪を分けて近づくと、この花。なかなか鮮やかな黄色である。花茎が50cmほど立ち上がって、そのまわりに整然と花をつけている。葉はニセアカシヤに似ている。太い枝には棘があり、柳の木にからんで、数メートル四方に蔓枝をのばしている、木であった。

調べたら「ジャケツイバラ」=蛇結茨という樹木である。
蔓状のトゲのある枝が、他の木などに絡み付いて成長するらしく、それが名前の由来だという。黄色の花の中に朱が一筋入っている。
宮城県以南に分布し、河原などに多く見られるようだ。だが私はこの河原で初めてこの花をみた。
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