きれいなリンゴドクガの子

身支度をすれば日和の冬隣
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おや、花かな?とおもってみれば、なんと毛虫だった。
黄色い長い毛がふさふさしていて、尻のほうに赤い毛を一束、すっと突き立てている。背中に黒いものが見えるので、さてこれは?と思ってちょいちょいとつつくと、ぐっと体を曲げて黒い部分をたくさん露出した。黄色い虫が黄と黒の警戒色に早変わりだ。
毛虫にしては、なかなかおしゃれで、愛嬌がある。これまで庭の虫たちに何度か登場いただいているが、きれいさでは筆頭ではないか。
さっそく調べると、どうやらリンゴドクガ (林檎毒蛾)の幼虫である。名前は怖そうだが、毒はないのだという。しかも、けっこう人気があると見えて、ネットにはそのイラストなどがアップされている。
小春日和の日差を浴びて、いっときブルーベリーの枝先にいたのだが、お昼を食べてから出て探したが、もう見当たらない。どこへ遊びに行ったのか。

今朝はやく、しろい山茶花を一枝切ったら、どうも重い。みたらなんと、葉だと思えた一枚は、さなぎだった。アゲハのさなぎだと思われる。仕方ないので、また庭の枝に戻して、引っ掛けておいた。
冬がそこまで来ている。
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