ヒメヤブラン、オオフタバムグラ(New野の花365日)

堤防を散歩していて、見つけた野草。
句は、傍から見れば自分もそのひとりかと思うと、夏の河原にそぞろ秋風を感じてしまう。

行き交うは老骨ばかりの河原風


ヒメヤブラン (ユリ科
堤防の斜面にたくさん生えていたが、草刈のあとらしく葉がみな切られてしまっていた。花は薄紫色で4,5mm。つぼみもたくさん付けていて、なかなか愛らしい。葉が長いと気づかないかもしれない。

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オオフタバムグラ(アカネ科)
アメリカ原産の一年草で、第2次大戦後各地の海岸や河原などの砂地に広がった(「日本の野草」149山と渓谷社)。河原の砂地に群生していて、花は3、4mmでこれも淡い薄い紫。小粒できれいである。一面に繁茂していて大群落を形成する雰囲気がある。
 
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