堤防にも秋の花

声あらば何を語るや草の花

 

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大雨がようやく収まったので、久しぶりの堤防漫歩。

この夏も、猛暑だ、オリンピックだ、コロナ警戒宣言だ、土砂崩れ、アフガンだと言っているうちに8月も下旬。なんだか時間が全く自分のものでなくなってしまって、モモじゃないけれど、時間泥棒に盗まれたような気分になる。

すでに堤防にも秋の気配。

 

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ツリガネニンジンがもう満開だ。ノカンゾウもあちこちに。ツルボが薄紫の花穂を立て始めた。

この時季は、つる植物が勢いを増してくる。葛の花がそろそろ咲くだろう。ヤブガラシママコノシリヌグイなども争ってツルを伸ばして花をつけている。

 

葛の葉を一枚とる。

片手を軽く握って、親指と人差し指の先をあわせて丸くして、そこに葉をのせる。そうして反対の手の平で叩くと、「ぽん!」葉は大きな音を立てて破裂する。もう一枚。ポン。またポン。ポン。

 

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安倍川の濁流も少しずつ収まってきている。

さて、誰もいないのを見計らって、民謡の発声練習を一声やろうかな。今は津軽の「十三(とさ)の砂山」をおさらい中。